体験翻訳家・木下 貴博 / Takahiro Kinoshita について
届けたい体験と、届いている体験のあいだには、必ずズレがある。
ブランドが「こう感じてほしい」と意図した体験と、ユーザーが実際に「こう感じた」体験は、ほぼ一致しない。このズレは、デザインの失敗ではなく、翻訳の問題だと思っている。
体験翻訳家の仕事は、そのズレを発見し、言語化し、設計し直すことだ。UXデザイン・ブランド体験設計・プロダクト開発・音楽制作——これらはすべて、異なる媒体を通じた「翻訳」の実践として繋がっている。
Sound、Visual、Design という3つの言語を使って、体験を翻訳する。それが私の仕事であり、探求だ。
音楽プロデューサーとして活動しながら、ある問いが生まれた。なぜ同じ体験を届けようとしても、受け取る人によってこんなにも違うのか。
その問いがデザインへ向かわせた。UXデザイン、グラフィック、ブランド体験設計——領域を横断するほど、確信が深まった。体験のズレは、どんな媒体にも存在する。音楽にも、アプリにも、空間にも。
10年以上のデザイン実務を経て、「体験翻訳家」という概念に辿り着いた。肩書きではなく、仕事の本質を言語化したものだ。現在は滋賀県を拠点に、木下スタジオ(kinoshita studio)として体験設計・UXデザインの仕事を受けている。
体験翻訳家とはどんな仕事ですか?
ブランドや組織が「届けたい体験」と、ユーザーが「実際に感じた体験」の間のズレを発見し、設計し直す仕事です。UXデザイン・ブランド体験設計・プロダクト開発を通じて実践しています。
滋賀県から仕事の依頼はできますか?
はい。滋賀県・琵琶湖畔を拠点としていますが、オンラインで全国対応しています。木下スタジオ(kinoshita studio)からお問い合わせください。
個人開発のプロダクトはどのくらいありますか?
BMBoard・Atelier・KODOCOの3つを現在単独で設計・開発・運用しています。それぞれ独立した思想と設計を持っています。
音楽プロデューサーとしても活動していますか?
はい。99LETTERS名義で国際レーベルからリリース実績があります。音楽制作は体験設計の研究でもあります。